2009-09-17 063:ゆらり 題詠blog2009 ゆらり、目をとじたらなにが見える?頬に手をあててもひとりとひとり(松原なぎ) さて今回気になったお歌たちです。(TB数133まで) 取り上げさせていただきましたらゆらり、伝書鳩か気合いでお届けいたします。 敬称略しますことどうぞ、あしからず。 ■ゆらりゆれている人に教えてあげる誰もいない公園のブランコ(富田林薫) こういうのがやさしさなんだなぁ。 ■「朝霧は行方不明さ」一昨年の鬼灯市でゆらりと姉は(久哲) 秋の、提灯はどこかに運んでくれそうです。 ほおずきは、赤ちゃんのいるお家にはおいたらだめなんです。 ■つぶやけばゆらりと金魚ふりかへる、ねえさんの恋人は不実だ (萱野芙蓉) このドキッと感がたまらんー。 下の句の圧倒的なゆらり。