声のかぎり


 mixiの「題詠2009応援団」コミュにてエール交換のいちごつみが開催されました。
 ほんとは、全員とエール交換をしたかったのですができずじまい…。
 〆切に間に合った分だけメモしときますが、今後こっそり増えるやもしれません。

いただいたもの

 
□籐カゴに隠した蝶をまもりたくまあるく眠るバス→花園へ(松原なぎ)

→さくら♪さん

■少女らはそーっとたちまち咲き誇る蝶と光のカノンの中で(蝶)

→柴田匡志さん

■うばたまの黒衣纏いて花園のグラウンドに立つラガーメンは(花園)

→桶田 沙美さん

■花園を着飾り歩くようだねとカネコイサオの花柄ワンピを(花園)

→新井恭子さん

■隠されたひとつひとつを剥がされてそれでも少女と呼ばれる君は(隠)
  まつばらのうっかりで、敬称が略されてありました、申し訳ありません。(0809)

→小早川忠義さん

■花園の垣根は見えぬところなり見えぬが故に花園と呼ぶ(花園)

おくったもの

木村比呂さん

■透明な同級生の横にいて 姿勢をかえる炎、みていた
→□狼がもうすぐ来るよ、やわらかい味しか知らぬ同級生よ (同級生)(松原なぎ)

(伊藤夏人さん

■後出しのジャンケンくらいで笑ったりするから君に油断できない

→□油断してるのに頭もなでないでキスもしないで帰るの?ふたり?(油断)(松原なぎ)

KARI−RINGさん

■夢語るときは勿論夢を聞くときにも鼻をふくらますきみ

→□竜宮のしっぽ白波くぐりぬけきみが手を振るあんな遠くで(きみ)(松原なぎ)

柴田匡志さん

■意図せずに傷つけてしまいし我のメール昨夏は身体を五つ欲しかった

→□傷ついてごめん 大きなあしあとをたどる砂浜せなかまぶしい(傷)松原なぎ

月下燕さん

■人知れず今日も世界は救われた いのち芽吹かす君のほほえみ

→□みどりいろのいのちかかえてすべる蟹そっちは街よ、海はないのよ(いのち)松原なぎ