069:隅

玄関のいちばん隅のサンダルの裏側の砂、生き残る海(松原なぎ)

さて今回隅におけないお歌たちです。(TB数123まで)

 取り上げさせていただきましたら伝書鳩か気合いでお伝えいたします。

 敬称略しますことどうぞ、あしからず。

隅谷三喜男を開かないまま畢りそう労働という戦も知らずに(行方祐美

 経済学者さん?
 畢っていう字、めっちゃきれい。

■隅っこでいじけないでよ僕よりも優しい鬼に見つかりますよ(伊藤夏人

 なんでしょう、この甘やかしぐあい。
 いいわー。

■隅っこに君の言葉が芽をふいて花を咲かせて眠れやしない(流水

 苦笑い?

■隅々のがんこな汚れにカビキラー混ぜるな危険ひとりで生きろ(月下燕

 うそーそういうメッセージが隠れていたとは驚きでございます。