041:越
ね、あなたやっぱりやさしい人でした車窓のガラス越しに手をふる(松原なぎ)
今回ネット越しにも気になったお歌たちです。(TB数125まで)
取り上げさせていただきましたら伝書鳩か気合いでお伝えいたします。
敬称略しますことどうぞ、あしからず。
■引っ越しで置いていかれたくますけのプラスチックの目にほら、夕陽 (星野ぐりこ)
たいせつを、引っ越すたびに、おおきくなるごとに、おいてきて。
それはごく自然なことなんですけど、も、ねぇ。
■窓越しに産んでしまったものたちの叫びを聴いて過ごす風の日(nnote)
こころがどこにあるかは、問題じゃなくて(だってここに自分いますから)
壁や窓に守られないことこそが、現代の人々の課題やと思います。
この距離感はすごく時代性を感じます。なんて。
■フェンス越しに見える誰かのしあわせを掴んだ腕が抜けないのです(暮夜 宴)
とーなりーのしーばふーはあーおいもーのー♪
すこーし自虐がはいっていて、そこがヒットしました。