050:災

■災いという字をひとつずつほどくいまは静かなあらゆる指が(松原なぎ)

 黙祷。


 さて今回気になったお歌たちです。(TB数139まで)

 取り上げさせていただきましたら伝書鳩か気合いでお伝えいたします。

 敬称略しますことどうぞ、あしからず。

■天災は忘れた頃にやってくる あなたは忘れられずに来ない(伊藤夏人)

 ありゃー、どんまいです。

■底なしの能天気です 災いを招いてケアして見送るくらい(さかいたつろう)

 や、やさしい。

■「くくく」ってどんな笑いか気になって僕の火災は広がっていく(龍庵)

 くくく、下の句にうなりました。