074:肩

軒先の肩なだらかに雨ふらせつたわるものを信じてもいい(松原なぎ)

 さて今回気になったお歌たちです。(TB数117まで)

 取り上げさせていただきましたら伝書鳩か気合いでお伝えいたします。

 敬称略しますことどうぞ、あしからず。

■右肩あがりに書いてゆきましょう黄色い蝶々が春と書くとき(ことり

 こういうお誘いにはいちもにもなくのりたくなります。
 はるるるる。

■なで肩がこっちを責めていかり肩が空ろに笑う面接だった(虫武一俊

 現代。

■肩越しに見える星空どうみても幸せそうに揺れていました(Re

 しあわせはあやふやなものでもありますのん。